スポンサーリンク
アンダードッグ効果の意味?恋愛や選挙で発揮する
アンダードッグ効果とは?
「負け犬効果」とも呼ばれ、
「弱い立場であったり」「不利な状況であったり」
困窮している人をみると手を差し伸べて応援したくなる効果をアンダードッグ効果といいます。
例えば、
- 代議士が逝去などして代わりに妻や親族が候補として出て当選する。(いわゆる弔い選挙)
- マラソンでトップの選手はもちろんのこと、ビリの選手にも声援を送る。
- まったく売れていないアイドルを積極的に応援する。
- 弱小チームが話題になって、取り上げられ映画や小説のモデルになる。
いわゆる「判官贔屓」(ほうがんびいき)というもので弱い立場に同情を寄せるのです。
対義の意味を持つ効果に、バンドワゴン効果というものがあります。
アンダードッグ効果の具体例は?本当に有利に?
弱い立場といっても全ての人が同情されるとは限りません。
弱さを演出しても、"一生懸命さ"が伝わらなければ意味がないのです。
ゴールを目指すマラソン選手も一生懸命に走るから応援を得るわけであって、
ジョギングのノリだと誰も見向きもしません。
普段、気丈に振舞っている人が、ふと見せる弱さ。
その姿に惹かれてしまうというのもアンダードッグ効果です。
いわゆるギャップというもので、
「守ってあげたい」「支えてあげたい」
と思う人も多いです。
しかし、アンダードッグ効果を狙って弱さを見せようと、
嘘泣きを見せても、演技が下手でバレてしまうことがあります。
その場合、効果がある分反発も大きいです。
アンダードッグ効果は、本当に弱さを出さずにいられない状態に限ります。
反対?アンダードッグ効果を受けない人
気をつけなければならないのが、誰もが皆、同情にひかれるわけではないということです。
負けていたり弱さをみると、一気に冷めてしまう人や尚更厳しく接する人もいます。
また、その弱さをそのまま真に受けてしまったり、
カモにしようと企んだり、弱さにつけ込まれたり、
自身が困窮するきっかけになりえるので注意が必要です。
しかし、その困窮している人をアンダードッグ効果で惹かれる人もいます。
その反面、惹かれない人もいて、
困窮して、そしてアンダードッグ効果で惹かれて、
惹かれない人もいて、
困窮して、そしてアンダードッグ効果で・・・。
誰もが弱さを持っていますよね。
そして、その弱さを悟られないようにと思います。
思わず見せてしまった弱さをどう思うかは、相手次第です。
ただ一生懸命に目の前のことに取り組むことが大事なのでしょう。
スポンサーリンク