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地獄耳?カクテルパーティー効果の意味、具体例
カクテルパーティー効果とは?
選択的注意とも呼ばれ、
混雑した音の中でも"自分の名前"や"聞きたい声や会話"などは、
聞き取ることが出来るという効果です。
カクテルパーティー効果の名前の由来は、
そのまま立食形式のパーティで、人が多くお酒も入り賑やかで騒がしい場所でも、
注意を向けた相手と会話ができたりします。
音楽などでも、いろんな楽器が鳴っている中で、
バイオリンやギターなど単体の音を追うことも可能です。
そんな地獄耳ともいえるカクテルパーティー効果には条件があって、
その人にとって関係することでないと聞き取ることが出来ないのです。
関係しないことは、雑音の中に埋もれてしまいます。
人は、自分に必要なものを選んで、聞き分ける事ができるのです。
カクテルパーティー効果を使ったマーケティングとは?
このカクテルパーティー効果が発揮するのは、
聴覚だけではありません、視覚にも似た効果を発揮します。
もし、あなたが20代女性だった場合、
「20代女性限定」「20代女性に大人気」と聞こえたり、
書かれていたりすれば気になるでしょう。
20代女性をターゲットにした商品は数多くあります。
これは、カクテルパーティー効果を利用したものです。
まず、マーケティングは立ち止まって見てもらえないと始まらないので、
年代や趣味嗜好などを限定して、ターゲットに目を向けてもらうのです。
他に「体の脂肪が気になる人」「恋人がほしい人必見」など、
自分の興味や関係するものだと、数多ある文字や言葉の中でも、
注意を向けてしまうのです。
カクテルパーティー効果を使えば、恋愛成就や復縁もできる?
人に関係あるといえば、まず思いつくものに名前があります。
人は名前を呼ばれると思わず反応してしまいます。
カクテルパーティー効果を恋愛に応用すると、
名前を呼んだり、相手に関係したり興味ある何かを
あなたが発信することで、こちらへ注意を向けることが出来ます。
「ねぇ、一緒に行こう」
「ねぇ、***(名前)一緒に行こう」
同じ誘いでも、後者のほうが親近感があるように思えます。
名前を呼ばれると存在を認められていると感じるので、
印象深くなり、恋愛や復縁もうまくいくかもしれません。
外部から入ってきた情報は、
耳や目だけで成立しているのではなく、最終判断しているのは"脳"です。
聞いた音や絵の中で、関係あるものを選択して反応する。
とても合理的なメカニズムです。
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