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ハロー効果の具体例、有名なのはあのビジネスマーケティング
ハロー効果とは?
「後光効果」「光背効果」とも言い、
とある対象のある特徴に引きずられて、正確な評価ができなくなる効果です。
有名な所で言えば、"学歴"があります。
学歴がいいというだけで、
- 頭がいい
- 融通がきく
- 未来が明るい
- 出来る人など
印象が連なっていく。
学歴が後光として輝いているんですね。
他に、テレビCMがあり好感度の高いタレントを起用するのも
この効果を狙っているためです。
好感度の高い有名人を起用することによって、
売りたい商品も好感が持ってもらえるからです。
ピグマリオン効果、プラシーボ効果と組み合わさると人々に圧倒的影響をあたえる効果になります。
ハロー効果は、ポジティブな面だけでなくネガティブな面にも効果を発揮します。
前述の逆では、
学歴がないと何も出来やしないんだろうと思ったり、
好感度の低い有名人でCMを打つと商品が売れなくなるなど、
つまり、人を色眼鏡で見ているということです。
実際は学歴で人は計れないし、
タレントの好感度が高いから良い商品というわけでもないです。
あなたもハロー効果で判断したことがあると思います。
この効果は、理屈ではなく経験則としてあるものなので当然の判断でもあります。
ハロー効果は容姿?第一印象の評価で決まる
好かれるためには、最低限の尊厳が必要です。
全てにおいて見下されていては、その恋は成就しません。
何か一つ、素晴らしい要素があるとそれが後光となって、ハロー効果を生みます。
しかし、取り柄というものは誰もが持っているものではないです。
少なくとも身なりや話し方などに気をつけるということが大事です。
例えば、
汚い身なりで話し方も下品
↓
他の要素もネガティブに取られてしまいます。
逆に、
身なりが綺麗で話し方もしっかりしている
↓
それだけであなたの印象自体がポジティブなものになります。
むしろ、それが普通でありスタート地点なのかもしれませんが、
いくら取り柄があるにしても、身なりが整っているに越したことはありません。
ハロー効果にポジティブな面とネガティブな面があることを知って、
ひとつずつ自身の後光を確かめると良いでしょう。
ハロー効果のネガティブ面、対策は?
ハロー効果がネガティブな方向に傾いてしまうと
そのネガティブ要素一つでその他の要素まで悪く見られる可能性があります。
ハロー効果を敵に回さぬように気を配らなくてはなりません。
ポジティブとネガティブの境は紙一重なのです。
そして、あなたが他の人を見るときに、
ハロー効果に惑わされないように気をつけなければなりません。
いくら学歴いいとしても優れているとは限らないし、
美人だから性格がいいとも限らない。
商品はタレントで選ぶより商品を見て選ぶべきだし、
人種で判断するべきでもない。
しかし、
ハロー効果は、経験則としてあるものなので当たっている場合も多いわけです。
大事なことは、多方面の見方を持つことです。
ハロー効果を意識して生活すると、フラットな目線で物事が見えてきます。
ポジティブにもネガティブにも囚われない。そんなフラットな目線が。
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