11,長さが同じ系
12,線が歪む系
13,位置を間違う系
14,距離が同じ系
15,渦巻き系
11,長さが同じ系
一方が長くて、もう一方が短く見えます。
これは、ミュラー・リヤー錯視といって、
ミュラー・リヤーが発表したもので、錯視の中でも特に有名です。
デルブーフ錯視というのもあり、
図形の同じ大きさのものが違うように見えるのもあります。
こちらは、エビングハウス錯視です。
図形でもう一つ、ジャストロー図形。
両方の扇型は、同じものです。
また、似たものでポンゾ錯視があり、
これも長さが同じでも、違うように見えてしまいます。
フィック錯視というのもあり、
縦に配置されたほうが、横に配置されたものよりも長く見えるというものです。
長さが同じ系でも、特に分かりやすいのがザンダー錯視。
左の平行四辺形内の線と右の平行四辺形内の線。
明らかに長さが違うように見えますが、同じ長さです。
12,線が歪む系
並行の線が斜線が入ることにより、歪んで見えます。
これは、ツェルナー錯視です。
方位の錯視ともいいます。
また、近いものでヘリング錯視があり、
湾曲の錯視ともいいます。
ヘリング錯視の逆、ヴント錯視。
ヘリング錯視、ヴント錯視と類似した、オービソン錯視。
さらに、似たものでミュンスターバーグ錯視・カフェウォール錯視があり、
模様を少しずらして並べると、平行であるはずの線が歪んで見えます。
13,位置を間違う系
線の真ん中に障害物があり、どれが本当に繋がっているのか間違いやすくなります。
cが正解
これは、ポッゲンドルフ錯視というもので、
それらしく見えても、錯視によって間違いやすいです。
14,距離が同じ系
双方の距離が同じでも、違って見えてしまいます。
これは、オッペル・クント錯視といって、
間に何か置かれていると、距離が広く見えます。
15,渦巻き系
一見、渦巻きの様に見えますが、実際は、円が続いているだけです。
これは、フレイザー錯視といって、
斜線が入ることにより、円の線が奥へと渦巻いて見えてしまいます。
次へ続きます。
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