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有名な広告で解説?ザイオンス効果の意味、事例
ザイオンス効果とは?
「熟知性の法則」「単純接触効果」とも言われ、
人や物などに繰り返し接していると親近感が湧きます。
やがて、その人や物に好感を持つようになってくる効果のことです。
"ザイオンス効果を使う"というよりは、
"生活する上で勝手に発揮している"ということのほうが多いです。
毎日会う先生や同級生、近所のおばさん、コンビニの店員など、
何度も会うと、あいさつをするようになり親しくなっていきますよね。
ザイオンス効果はテレビCMなどに使われることが多く、
何度もそのCMを見ることで商品が身近なものに思えてくるため、購買意欲が湧いてきます。
他にも、
衣類や味覚など、さまざまな事にその効果を発揮します。
いつも使っている物や小さな頃から親しんできた味、
"おふくろの味"というのがまさにこの効果ですね。
自宅の部屋なども引っ越したばかリの時は、
なんだか落ち着かない気持ちになります。
ですが、時間が経てば『住めば都』。
「ほっ」と一息つける自分の空間になっているはずです。
これら生活に密接に関係しているのが、ザイオンス効果というものです。
ザイオンス効果で身近な問題を解消する
ザイオンス効果は、何度も接していれば親近感が湧いて好感を持つようになる効果です。
恋愛だけでなく、復縁や営業・広告にも活用できます。
何度も接することにより、性格や概要を知ることになります。
恋愛であれば深い仲になり、復縁であれば誤解を解く機会が得られ、
営業・広告だと商品の概要を伝えて売ることができる。
親しくなりたい人がいるのでしたら、一言あいさつをするとか、
簡単な世間話をすることでザイオンス効果が期待できます。
好きな人と接すると、あなたも良い一日を送れますし、
相手の方も、あいさつや世間話が日課になり気になる存在として見てくれるかもしれません。
ここで大切なのが、あまり押し切るようにしないほうがいいということです。
いくら毎日接するからといって、
相手を考えずに、強引に行ったら嫌われてしまう可能性があります。
あくまで自然にフランクに接することが大事です。
あいさつをされて不愉快になる人もそうそういないと思われます。
毎朝の簡単な言葉が、大きな花を咲かせるための始めの水一滴になるかもしれません。
ザイオンス効果も嫌われると逆効果になる
人間だれしも、
知らない間に傷つけることを言っていたということがあります。
あなたがもし相手に知らない間に傷つけることがあった場合、
すぐに素直に謝罪し解消しておくべきです。
顔も見たくない、声も聞きたくない。
問題を解消しないまま何度も接点があると、ザイオンス効果も逆効果に発揮してしまいます。
いろんな感性の人がいます。
相手の行動を見て、判断して鑑みることを心がけましょう。
このザイオンス効果は、小さな芽が成長して花が咲くまで、水をあげるようなものです。
相手のことを思い、少しずつ育てていくことが大事なのです。
接点を持ち続けることで発揮する、ザイオンス効果。
似たものに「セブンヒッツ理論」というものがあります。
3回接触するとその商品を認識でき、
7回の接触で購入する確率が高くなる、という理論です。
これもザイオンス効果と同じく、ビジネスや恋愛に応用できます。
共通するのは、そもそも接点がなければ、物事が進展することはないということです。
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