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人がダメになる、ゴーレム効果の意味、例
ゴーレム効果とは?
ピグマリオン効果の逆に位置する効果です。
期待されず、ダメ出しを続けられると萎縮して成績が下がり、
その下がった成績を見て自信をなくし、さらにダメ出しされる。
そして、さらに成績が下がり・・・。
といった悪循環を呼んでしまうのがゴーレム効果です。
なにかを成し遂げるということは少なくとも、
精神的にも肉体的にもニュートラルであり、前を向いている事が重要です。
それを叩きつけられるような言葉を投げかけられ、期待もされず恥をかかされる。
ネガティブな言葉、態度の羅列。
気分が悪くなるだけの時間。
思い出したくもない記憶。
そうなってしまうと、伸びるものも伸びず枯れていくだけです。
壊れたものが直るのに、時間がかかります。
最悪、直らない可能性もあるのです。
ゴーレム効果を発揮させずに悪い部分をしっかり指摘する
ダメなものはダメ。
その通りです。
しかし、それが通るのは相手側が納得することが大事です。
悪い部分を指摘し相手が改善をした結果、伸びるということがあります。
それは、相手があなたの指摘を理解し受け取った後、逡巡した後に改善。
という順序を踏んだからです。
指摘された相手は、感謝するでしょう。
指摘されなければ、気づかぬままだったのかもしれないですから。
しかし、ゴーレム効果は
一方的に叩きつけ、納得の余地を与えるどころか関係ない部分までダメ出しをする。、
やる気など、結果を出すために大事な要素を蹴落としていきます。
言葉一つで、やる気も上がったり下がったりします。
言葉一つで、事が進んだり後退します。
言葉一つで、人は付き合ったり離れたりします。
もっとも大事なのは、相手のことを思う。
そして、自分がこういう接し方されたらどうかと想像することです。
ピグマリオン効果とゴーレム効果、悪循環に陥らないように
ピグマリオン効果は、あなたを良くするでしょう。
ゴーレム効果は、あなたを駄目にするでしょう。
良くするものは、しっかり受け取るべきですし、駄目にするものは、避けるべきです。
しかし、そう簡単にいかないのが現実なんですよね。
皆が皆、あなたを後押ししてくれるわけではないし、
あなたを"駄目にしてやろう"と思う人もいます。
組織に属している人であれば、尚更そういう人がいても文句が言えません。
・・・かと言って避けることも出来ない。
では、どう接していけばいいか。
あなたは、ピグマリオン効果とゴーレム効果。
この二つの効果があることを知っています。
傷つけるだけの言葉があなたを襲ってきた場合、
それがゴーレム効果だと、あなたは知っています。
この効果に翻弄されると
自分が駄目になってしまうと、冷静に想像することが出来るはずです。
客観的に現状を見て「回避する」のです。
あなたは人に言葉に、悲観してしまう恐れもありません。
ゴーレム効果が迫った時、避けていくことが必要です。
ゴーレム効果を振りまく人はいます。
ネガティブに捕らわれているのです。
自分が見えてないのです。
そんな人と対峙した時、あなたは効果を知って回避してくださいね。
一度、捕らわれると悪循環に組み込まれ、抜け出すのが困難になります。
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