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我慢は大敵?カタルシス効果の意味、原理
カタルシス効果とは?
誰しも心の中に不安や不満を溜め込んでいます。
その溜まった感情を表現すると、開放感や安堵感を得られるという効果です。
日常を生きていると、
どうしても不安に晒され、不満に思い、不愉快になることが多いです。
これらを発散するために運動や娯楽などの趣味に興じたり、
気の合う人と会って時間をともにしたり、
子どもと遊んだりして、また頑張ろうと思うのです。
他に、嘘や隠し事などを正直に話してしまうことで、
重荷を下ろしたかのように身が軽くなったり、
思い切り大声を出したり思い切り泣いたりすることで、
スッキリするのもカタルシス効果です。
この嫌でも溜まるストレスを発散できずにいると、
精神疾患など体へ悪影響を及ぼします。
恋愛で上手く行く?カタルシス効果の具体例
恋愛など人と親しくなるためには、
時間を「共有する」というのが良いです。
そして、その時間がお互いにカタルシスを感じるものであれば、
より距離が縮まることでしょう。
一緒にカラオケにいったり、テレビ鑑賞をしたり、映画・音楽を共有する。
もちろん楽しいという発散(カタルシス)があってのことで、
時間を共有することによって、ストレスが生じると逆効果です。
意外と多いケースが、
片方が乗り気でなく付き合わされているというものです。
娯楽に関して好みは様々で、
ゆったりした映画が好きな人もいれば、暴力映画が好きな人もいます。
事前に確認をした後、共有しましょう。
また、話を聞いてあげてカタルシスを感じさせてあげるというのも効果的です。
日頃の不満や悩みを打ち明けることによりカタルシスを感じて、
話を聞いてくれた人に好意を持ちます。
聞く側が注意しなければならないのは、否定は絶対にしないことです。
否定すると打ち明けるのをやめてしまいます。
話を聞く時のコツは、
相手の言葉を繰り返すように返事をすることです。
そうすれば、相手も自分の言葉が客観的に見える様になり解決しやすくなります。
そして、最後まで聞いてあげる。
途中で終わってしまうと半端になり不満が残るので、
最後まで聞いてカタルシスを感じさせてあげるのが大事です。
日常を楽しく過ごすためには、溜まったものをうまく吐き出しつつ進むことです。
カタルシス効果で発散しないと起こる症状
カタルシス効果を発揮するものは
芸術やスポーツなど色々あり、発散を目的としたものも多いです。
しかし、
溜まったものを発散できないと、どういう症状に見舞われるのか?
不安や苛立ちが溜まり暴力や自傷行為など行動をおこし、
最悪、ノイローゼやうつ病になってしまいます。
我慢は良くないです。
まずは、最も身近な睡眠や食事を見直すことが良いでしょう。
ストレス社会と言われて大分経ちますが、ストレスにやられている人は増える一方です。
何かこれといった発散方法を見つけカタルシスを感じ、日常を過ごしましょう。
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