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人間心理学

【人間心理学】ギャップ?恋愛などに有効なゲインロス効果とは?

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あやうく逆効果の意味?ゲインロス効果の例も交えて

ゲインロス効果とは?

ゲインが得る、ロスが失う。
この2つのギャップが人に強く印象づけるという効果です。

例えば、

  • 強面なのに、実はすごく優しい。
  • 弱々しいけれど、やる時はやる。
  • 美人なのに、性悪。
  • 頭がいいけど、頼りない。

など、
マイナスイメージとプラスイメージが同時に共存しているケースです。

ロスがあってゲインが前に出るか、
ゲインあってロスが前に出るかで、
その人やものに対してのイメージが決まってしまいます。

ゲインロス効果の後にハロー効果が発揮されるという場合が多くて、

ゲインが前に出るとゲインにハロー効果が発揮して、
ロスがギャップとなり悪い評価を受けます。

ロスが前に出るとロスにハロー効果が発揮して、
ゲインがギャップとなり良い評価を受けます。

効果が大きければ大きいほど受け取る側の衝撃も大きくになります

男女間の恋愛にゲインロス効果は使える?

ゲインロス効果。
つまりギャップが大きいとより効果は強力です。

例えば、
不良がモテるというのも悪いイメージが前に出て(ロス)
優しさなどの魅力的な要素(ゲイン)があるためです。

結果、ゲインロス効果となり、惹かれる人が出てくるというわけです。

逆に、真面目という印象の人(ゲイン)が万引き(ロス)をすると、
とんでもないことをしたという形になってしまうのもギャップ。
これもゲインロス効果です。

普段から良い人は少しでも悪いことをすると、
ギャップからとんでもないことをしたというような目で見られてしまうんです。

しかし、
普段から良い人は他の部分で魅せることができます。

例えば、

  • お人好しだけど、ゆずれない信念がある。
  • 細いけれど実は筋肉質。

など、
ゲインロスを味方に付ける要素はたくさんあります。

一辺倒に偏る人というのは実は珍しく、
誰しも何かしらギャップを持っているものです。

ゲインロス効果は計画的に?ロスを前に出さないために、ゲインを磨く

あなたはロスが前に出ているでしょうか?
それとも、ゲインが前に出ているでしょうか?
偏っている人は少ないと思いますが、大抵ゲインでしょう(いわば普通)。

こんな話があります。

逮捕歴がありいくつも悪さをしてきた人が、心を入れ替え真面目に生きようと決めました。
これを、"偉い"と評価する人がいます。

「今まで散々迷惑かけてきて心を入れ替える」と言っても、
本当に偉いのは、初めから真面目に生き迷惑をかけていない人であって、
心を入れ替えた人ではないのです。

ストックホルム症候群の例もある通り、目先の視野が狭いと印象に囚われてしまうんですね。

アンダードッグ効果の弱者を応援にも近いものがありますが、
もう一歩下がらないと見えないと言うものがあります。

つまり、ギャップがいいからといって、ロスをベースにしようとしたら失敗するということです。

ご利用は計画的に。


ギャップがモテるとか巷では言いますが、
それらには許容範囲があります。

そして、好みという都合が見合わなければ、
どんなに大きなギャップでも、受け入れられることはないのです。気をつけたいポイントですね。


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