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デザインなどで重要?シンメトリー効果の意味、語源、具体例
シンメトリー効果とは?
完全な左右対称な人や物に対して、美しいという印象を持つ効果のことです。
シンメトリーから得ることのできる感覚は、
- 誠実感
- 信頼感
- 安定感
- 安心感
など、
シンメトリーであれば、人は良い印象を与えます。
笑顔ひとつとっても、
右半分だけ笑っていると、冷笑とか苦笑いといった印象を受けると思います。
デザインなどでも、シンメトリー効果を取り入れられており、
- 建物
- 装飾品
- 企業のロゴ
- キャラクター
など、
観察してみると、シンメトリーを意識している部分も多くあり、
そこから安心感を感じて愛着を持つようになります。
逆に、シンメトリーを崩してアシンメトリーにすることによって、
個性であったり、ファッショナブルに演出ができます。
シンメトリーでなくてはならないということではありません。
むしろ、シンメトリーなものが少ないからこそ、
シンメトリーの美しさを感じるのです。
建築やインテリアなど、日常で見られるシンメトリー効果
西洋の建築はシンメトリーな物が多いです。
これは権力志向とも言われており、
ベルサイユ宮殿やルーブル美術館など、どこまでも対象を追求したような作りになっています。
日本の建築は自然と隣り合うように作られています。
西洋に比べて、日本建築では木を主に使い、
時間とともに朽ちていく、わびさびの精神が窺えます。
インテリアでシンメトリーを意識すると、すっきりして安心感を得られます。
まとまった印象になり、日常を落ち着いて過ごすことが出来るでしょう。
しかし、あまりにシンメトリーにこだわりすぎると堅いイメージになってしまいます。
程々に、取り入れるというのがポイントになります。
アシンメトリーになる?シンメトリーを保つには?
基本的に人の体は左右対象に見えますが、
実際はどちらかに傾いているものです。
その原因になるものとして、
- 足を組む
- 頬杖をつく
- 利き手しか使わない
などを習慣にすると体が歪みシンメトリーではなくなり、
アシンメトリー(左右非対称)になってしまいます。
アシンメトリーを放って置くと、肩こりや腰痛、しびれなどの症状が出てきます。
体の歪みから筋肉の緊張に繋がり、鬱を引き起こすかもしれません。
心の歪みと体の歪みは関係しており、どちらかが歪むと片方も歪みだすので、
習慣的に体が歪むような体勢、行動は避けるようにした方がいいです。
人間の体は、ロボットのように完全に左右対称にできていないので、
あまり、こだわり過ぎると良くないです。
日本建築のように、自然に隣り合うようにすると健康的に生きられるでしょう。
(もちろん、体が歪むような習慣は避けて)
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