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日本人に多いバンドワゴン効果の具体例とは?
バンドワゴン効果とは?
多数派であるという情報が流されることによって、
それ自体の支持される傾向が強まる効果のことです。
バンドワゴンとは、先頭を走る楽隊車の事。
「バンドワゴンに乗る」とは、
「先頭を走る」「流行に乗る」などの意味があり、
なぜ、バンドワゴンに乗るかというと
多数派に惹かれそれに乗ることで安心感を得るという安心があるためです。
とある選択に支持が集中すると、その選択が受け入れられやすくなります。
「これが今流行っているから」
「仲の良いあの子達がやってるから、私もする」
「買わないと(見ないと)話についていけない」
個人の判断よりも集団の判断のほうが正しいという思い込み。
これもバンドワゴン効果が発揮しています。
バンドワゴン効果は、
周囲の目を気にする傾向の強い日本人に多い、と言われています。
逆に近い意味の効果に、
アンダードッグ効果、スノッブ効果があります。
恋愛や営業、マーケティングでみるバンドワゴン効果
ある人に人気が集中していると、他の支持もその人に集中していきます。
中には、この構図に反発したり信念が強かったりする人もいます。
しかし多くは、
支持されている
↓
評価できる
↓
良いものだ
という心理の流れになるので、大きな支持を受けることが大事です。
ある人が"学校一モテている"となると
そうでもないかな?と思っていた人でさえ、
「なんか好きかも?」という支持する方へ引っ張られてしまうことがあります。
これは、支持されているというハロー効果も手伝っての人気であり、
効果が合わさると絶大なものに変わっていきます。
こんな極端な例じゃなくても、
なにか一つ支持されるようなもの、あるいは出来事などがあれば、
あなたも人気者の仲間入りができるかもしれません。
バンドワゴン効果の反対の顔、その意味とは?
雪だるま式に支持が大きくなるバンドワゴン効果ですが、
逆の効果にも発揮します。
ネガティブな支持が集中すると他の支持も傾き、
ネガティブなレッテルを張られるということもありえます。
"支持されない""悪いもの"という流れになってしまうと
そこから抜け出すのは、非常に困難なものになります。
TVタレントが不祥事を起こし、そのイメージを覆すことが出来ず、
表舞台から消えていった人も多いです。
それは、「運が悪かった」「自業自得」とか関係なく。
・・・一般の人は普通に生活していれば、こういうことにはならないとは思いますが。
昔ほどメディアに乗る人が少なくなったような気がします。
とはいっても、まだメディアの情報に一喜一憂する人が多く、
変わらず、皆同じ方向を見ています。
ポジティブでもネガティブでも
バンドワゴンに乗る事自体が大切なのではなくて、
冷静に物事や人を見て判断できるようになるということが大事なのでしょう。
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